- [step1] 診査・診断・カウンセリング
- とらえ方によっては治療の中で一番重要な部分かもしれません。しっかりとお時間をいただき、問診、様々な方法を用いた診査、診査結果からの的確な診断、診断から導き出される様々な治療法について、皆様とお話をしながら、皆様の歯を救うことが出来る治療法を選択します。
- [step2] 麻酔
- 当院にて行う精密歯内療法は、神経が生きている・壊死している・治療がすでに行われていて感覚がない場合にかかわらず、すべてにおいて麻酔を使用いたします。麻酔を使用することで、術中はもちろん、術後の痛みもある程度予防できます。
- [step3] ラバーダム防湿などの無菌的治療環境を整える
- 歯内療法を行ううえで、最も必要なステップであり、このステップをしっかり行うことが治療の成功率を向上させます。当院では100%厳密に世界基準に則った無菌的環境下での治療を提供いたします。
- [step4] 細菌感染を取り除く
- 治療は、すべてマイクロスコープにて5倍〜20倍の拡大視野下で行い、従来の肉眼で行われていた手探りの治療では発見できなかった病気の原因を排除できるよう取り組んでおります。また、治療に用いる器具はできる限り患者様間での使い回しをせず、滅菌済みの使い捨て器具を使用して、細菌が再感染しないような配慮をしております。
- [step5] 治療した部分の密封
- せっかく治療が終わっても、そこに細菌が再侵入してしまうと、病気が再発してしまいます。再発を防止するために、特殊なテクニック・材料を使用して、治療した部分の密封を行います。
精密歯内療法 | 従来の歯内療法 | |
---|---|---|
無菌的処置 | 厳密に行う(オラシールや周囲の消毒まで) | 行わない場合が多い(診療報酬がないため) |
タービン・エンジン | 個人別に滅菌 | 使い回しの事がある(当院では個人別に滅菌) |
バー | ハイレベル滅菌のバーを使い捨て | 滅菌したバーを使い回し |
Ni-Tiロータリーファイル | ハイレベル滅菌のファイルを使い捨て | 滅菌したファイルを使い回し |
ハンドファイル | ハイレベル滅菌のファイルを使い捨て | 滅菌したファイルを使い回し |
根管洗浄剤 | 適切な濃度の次亜塩素酸ナトリウムやEDTA、滅菌精製水 | 水道水の場合が多い |
根管貼薬剤 | 水酸化カルシウム | FCやFGや市販の糊剤が多い |
仮封 | 厳密に封鎖できる材料 | ストッピングの場合が多い |
治療回数 | 1回〜3回 | 何回もかかる場合がある |
治療費 | 自由診療のため高額 | 保険診療のためリーズナブル |
成功率 | 90% | 50%程度 |
- [step1] 診査・診断・カウンセリング
- 通常行われる歯内療法が残念ながら奏功しなかった場合に行われる外科療法ですが、その原因を探るため診査を行い、原因を診断し、皆様にとって最適な治療法をご提示いたします。
- [step2] 麻酔
- 術中・術後の痛みを予防するため、様々な方法の麻酔を行い、万全な治療体制を整えます。
- [step3] 細菌感染の排除
- 顕微鏡を使用しながら、病気の原因を直接見ながら取り除きます。拡大視野下で行うため、必要最低限の侵襲で治療ができ、術後の治りも早くなるでしょう。